ファミコン少年だった子供時代を追体験できるゲームが開発中のようです。深夜にこっそりゲーム機の電源を入れたり、友人とスコアを競い合ったり、ゲーム雑誌でレビューや裏技を読んだり。「Mother」に影響を受けた世界観と、どこかで見たことがあるようなレトロなゲームが懐かしい気分にさせてくれるかも。
『Retro World』はゲームの中でゲームをするゲーム。ビデオゲームが爆発的に普及していく最中、多くのファミコン少年たちが体験した思い出を追体験できるゲームなのです。
「Mother」シリーズに強く影響を受けたという世界観はカラフルでコミカル。サイドスクロールですが奥行もある街でオープンワールドな感じになっています。
Retro World: Relive your gaming childhood as a retro sprite – YouTube
アメリカンな世界観なので、日本人としては直感的に「懐かしい！」とはならないかもしれませんが、ゲーム少年たちのゲームに対する姿勢は世界共通のようです。夜中にこっそりゲームをするとか、ゲーム雑誌で裏技を調べるとか。
ゲーム内に登場するであろうゲーム雑誌の中にはお馴染みのクロスレビューっぽい記事なども。どこも同じですね。
『Retro World』の中では家庭用ゲーム機からアーケードゲームまで、さまざまなゲームが登場するようです。動画を見ているだけでも、どこかで見たようなゲームが出てきますね。ブロック崩しやインベーターのようなものから、「悪魔城ドラキュラ」とか「パンチアウト」とか「ファイナルファンタジー」っぽいものも。
ゲーム内に登場するゲームは1人で遊ぶだけでなく、4人で一緒に遊べるマルチプレイにも対応する予定のようです。あの頃のゲームキッズが現代のオンラインに集う、というアツイ展開になるかもしれません。
『Retro World』は4月29日にSteamのGreenlightを通過した75タイトルのうちの1本。リリース時期は明らかにされていませんが、夏頃にデモ版を出そうと考えているそうなので、期待しましょう。
Steam Greenlight :: Retro World
Retro World Windows, Mac, Linux game – Indie DB
