【新・世界樹の迷宮2】プレイ日記 ボスに苦戦の連続だけど街へ帰れば料理が売れて嬉しい生活

『新・世界樹の迷宮2』進行中で現在4層に到達したところ。ストーリーも大きく動き始めていよいよ後半って感じですが、ここまでのプレイ感を中心に感想とか書いていきます。今回のパーティメンバーはかなり強いのですが、敵ボスも強いので一筋縄ではいかない感じ。あと料理を宣伝して売るのが楽しい。

第4層に到達したときに目に入ってくる一面の桜とステキなBGMは『世界樹の迷宮2』屈指の名シーンでしょう。『新2』では絵も音もキレイになり、思わず立ち止まって音楽を聴いてしまうのは変わっていません。画像は呑気な会話シーンですが、ストーリー的にはそんなこといってる場合じゃなかったりします。

『新2』は旧『世界樹2』とは異なり、世界樹の迷宮とギンヌンガと呼ばれる遺跡を交互に探索することになるので、第4層に到達するまで結構な時間がかかっています。ここがちょうど折り返し地点くらいでしょうか。大体すべてのボスで全滅したり苦戦したりしつつ、キャラクターの育成方針はほぼ固まった感じ。あと料理を宣伝して売りさばくのがどうにも楽しいです。

大体のボスに初見殺しを食らう冒険者たち

ここまでボス戦はすべて苦戦しているような印象です。第1層のボス・キマイラ戦はフロースガルさんのまさかの参戦により楽勝だったのですが、それ以降のボス戦はビックリするほど苦戦の連続。パーティメンバーのバランスもよく、フォースブーストの変更によりこちらも相当強いと思うのですが、それ以上にボスが強まっている感じです。

フォースブーストが3ターン継続するだけでも強烈なのに、主人公は持続ターンを延長できたりゲージの増加量を増やしたりと反則スレスレのスキルを持っているため、本当にめっちゃ強いです。しかし、相手のボスもそれを見越した強さで設定されているようで、カンタンには沈んでくれません。こちらの火力がある分、ボスのHPがかなり高めに設定されているように感じますね。

新・世界樹の迷宮2 3層ボス・スキュレー

ボスの耐久力が高いだけならそれほど問題ないのですが、もっとも怖いのが初見殺しのスキル。大体のボスが「知っていれば対策できて問題ないけど知らないと即全滅」みたいな行動を持っています。なので大体死んでます。毎回のように初戦は死ぬので「やだねぇー強そうだねぇー」みたいな気分になっています。

たとえば、2層ボスの炎の魔人は道中ザコ敵として登場するゼラチンっぽい仲間を呼びますが、これを放置すると自爆して全員に即死級の大ダメージ、とか。道中では倒すと強化スキルを使うのであえて放置していたのに…。

個人的には、ここまでで1番苦戦したのは3層ボスのスキュレー。超威力のスキル「クライソウル」の対処法がよくわからず何度も全滅していたのですが、単に命中の低いスキルを脚封じで回避を下げてから当ててきているだけだったのですね。わかってしまえば脚封じ耐性を上げる料理を食べておけばすんなり突破できました。アーテリンデさんごめんなさい。

初見殺しでもないのに苦戦したのがアラクネー戦。クモの糸を燃やさずに正面から挑んだのが悪いのですが、アイテムも使い切るくらいの総力戦になりました。メンバーのTPが尽きそうだったのでアリアンナのフォースブレイクで回復しようと思ったら同じターンに頭を縛られて不発…という絶望を味わいましたが、主人公のフォースゲージが溜まるまで粘ってギリギリの撃破。自分のミスとはいえ、こういうギリギリの戦いをやれているときの楽しさはRPGの華ですね。(難易度スタンダードですけど。)

パーティでの連携を重視したスキル構成に

前作『新1』のパーティは1人1人の役割がハッキリしていましたが今回『新2』ではやや変化球の構成。1人で完結するスキル構成ではないため、メンバー同士の連携が重要になっている感じですね。その分、ハマったときの強さは本物。

育成方針は、主人公はフォース関連のスキルを上げてゲージの回転を確保しつつ、3色属性で着火役に。変身してからが本番のスキル構成ですが、一体どこまで火力が伸びるのやら1番楽しみなキャラクター。反則級の火力でも倒れてくれないボスのHPは高いので、伸ばし甲斐があるというものです。

アリアンナは主人公の着火を受けて「リンクオーダー」で攻撃しつつ、基本は号令での支援・回復役。メディック不在なので回復をどうするかが最初の悩みどころでしたが「号令マスタリー」による回復量が十分なのでアリアンナがメイン回復役です。この2人はスキルの相性が非常によいですね。

フラヴィオは「抑制攻撃ブースト」と「ブラインドアロー」で盲目攻撃を仕掛けて「チェインダンス」で回避してからの「朧矢」狙いのバステ付与とアタッカーを兼任。「朧矢」はかなりの高威力ですが、敵の攻撃を回避した後でないと使えないという条件付きのスキル。条件は厳しいですが盲目が通れば使えるので、ロマンというほどでもなく実用の範囲なのがステキ。

ベルトランは「盾マスタリー」と「パリング」をマスターして攻撃を弾きつつ、「フロントガード」や3色属性シールドはLv4で止めて燃費を確保。「シールドスマイト」もいいダメージが出るのですが、前衛が柔らかいため盾役に専念させていることが多いです。

クロエは前衛でアタッカーとして運用中。おそらく人によってもっとも運用方法が変わるキャラクターと思いますが、ウチでは「巫剣:霊攻大斬」を振り回すメイン火力の1人です。「巫術:乱疫」もLv10まで上げてみましたが、フラヴィオほどは通らないので「抑制攻撃ブースト」の高Lvグリモア生成待ちな感じ。大体フラヴィオが盲目を通してくれるので巫剣を気持ちよく振り回せていますけど、ボスなどの長期戦では同じバステは通りづらくなりますし。

ぼちぼち燃費の問題からLv4で止めているスキルをLv5以上に上げていかなきゃいけない時期だとは思うのですが、どのタイミングで上げたもんだか迷ってしまってスキルポイントを貯め込み中。

料理を宣伝して売りさばく金策

単純にお金を稼ぐだけなら採集スキルをつけて走り回ればいいと思うのですが、料理の宣伝による稼ぎが楽しくてついつい都市開発に投資してしまいがちです。料理が売れてガッポリ利益が転がり込むのが快感なんですよ。料理の種類も増えてきたので客層に対してストライクなら一気にドカンと稼げます。

さらに、美食王なる人物がやってくると彼が宣伝になってどんな料理でもバカ売れしてくれるため大儲けのチャンス。客層のターゲットを絞り込んだマーケティングの次はインフルエンサーを使った広告戦略と、今回の冒険者たちは妙に現代的な商才を発揮しています。といっても、最近の研究だとインフルエンサーの存在は疑わしくなっていますけども。

料理は迷宮の魔物が食材なので段々とゲテモノ料理屋になってきています。最初の料理がコーヒーだったので「喫茶レジィナ」と命名したのに、出てくるものは毒蝶の姿佃煮とかバカでかいエスカルゴとか…。一見すると真っ当においしそうなカニクリームコロッケもカニといいつつはさみカブト…って昆虫じゃねーか! 試食の段階でメンバーに引かれていることも多いですが、食の細いおっさんがうまそうに食べていると本当にうまそうに見えないこともない。

ところで、姫様の表情パターンって妙に多いですよね。泣き顔だけで何パターンあるんだってくらいコロコロ表情が変化します。もうアニメーションしちゃいなよ、って思わなくもない。

そんなこんなで都市開発にも結構な資金を突っ込んでいるのですが、利益が出ているのかどうかは段々わからなくなってきました。手元にお金がある以上は黒字になってるとは思いますけども。料理の売れ行きだけでなく、グリモアのトレードに高レベルのNPCがやってくる効果もあるので、収益以上のメリットもあります。Lv99の冒険者たちがマスターのグリモアを持ってトレードに現れたりするのですが、もう君たちが世界を救えばいいんじゃないかな…。

料理が売れているのかどうか、グリモアのリサイクルの結果はどうか、など、街に帰還した際の楽しみがいろいろとあるので、迷宮と街のサイクルが止まらなくなっているのが現状だったりします。「世界樹」シリーズは街へ帰還するタイミングが止め時だったのですが、今回に限ってはそうはならないので、止め時に困る「世界樹」になっているんじゃないかと。これは前回の1stインプレッションでも書いたことなのですが、進めれば進むほど強く感じるようになりました。

いやー今回1番「世界樹」で楽しんでいるかも。あとレジィナさんかわいい。

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