今週は『Wizard of Legend』をプレイしていました。魔法使いを題材にしたローグライクアクションです。「The Binding of Isaac」や「Nuclear Throne」、「Enter the Gungeon」といったタイプのゲームで、特徴は魔法を使ったスピーディなアクション。自分も敵も速いのでなかなか忙しくてムズかしいです。けれども、魔法の組み合わせを試すのが楽しくて何度もダンジョンに挑んでしまうのですよね。
『Wizard of Legend』はランダム生成のダンジョンで魔法やアイテムを拾ってパワーアップしながら戦っていくローグライクなゲームです。運が良ければ強力な魔法を手に入れて即座にボス部屋へ、運が悪ければアイテムも拾えずボス部屋にもたどり着けずタコ部屋ばかり。少なからず運要素が絡んでそのたびに一喜一憂する、まさにローグライクって感じですね。にしても、3種類のステージとボスの順番がランダムになっているとは、彩京のシューティングか何かでしょうか。
特徴的なのは、初期装備が固定ではなく、プレイヤーが任意にカスタマイズできるところです。特定のステータスを強化するマントとさまざまな効果のあるレリックと呼ばれるアクセサリ、それに魔法が4種類(内訳は通常攻撃、ダッシュ、魔法2つ)、手持ちのなかから好きに選んで持っていけます。当然、魔法にもアイテムにもシナジーがあるので組み合わせを考えることに。これが楽しい。氷の魔法で凍結させてからチャージの必要な雷の大魔法を撃つとか、風の旋風で巻き込んでまとめてから土のパンチをお見舞いするとか、可能性は無限大。キミだけの最強デッキを組み立てよう!
ローグライクゲームなのでダンジョン内で得たアイテムやお金は持ち帰れません。死んだらロストの一期一会。ただし、拠点で買い物をするための特殊な通貨とボスがドロップした魔法だけは持ち帰れます。拠点で購入した魔法やアイテムは死んでも失われることはないので、プレイすればするほど増えていきます。ダンジョンに1回潜れば1つや2つは買えるペースで増えていくので、毎回違ったカスタムを楽しめます。
ここが非常に上手くできていて、「あっこの組み合わせはイケるんじゃね?」と新しい力を試してみようとダンジョンに入ってしまうんですよね。たとえ「この組み合わせはイマイチだったなー」みたいになっても、戻ってくれば何か1つくらいは買い足せるので、また別の組み合わせを試してしまう。そんで試し撃ちのつもりがうっかりボスを撃破できてしまおうものならさぁ大変。プレイが止まりません。いけませんよこれは。
だからといって気付いたら朝になるまでプレイしているか、といったらそうでもないんですよね。理由はスピード。この速さはさすがに長時間プレイには向かない気がします。使える魔法の数が増えていくと画面がうるさくて目が疲れるというのもあります。ああ、もっとボクに体力があればオールナイトダンジョンできるのに…。やはり魔法を使うにもフィジカルが重要なようです。体力を上げる魔法とかないものでしょうか。いやでもその魔法を使うにもやっぱり体力が必要か。無念。