【CoD:BO2】MMスキャナーを検証してみた

壁の向こう側を透視できる「MMスキャナー」ですが、動いている敵は見えない仕様です。どの程度「動いていれば」見えないのか、検証してみました。

「MMスキャナー」はシングルキャンペーンで猛威を振るうアタッチメントですが、マルチプレイ対戦ではあまりお目にかかれません。解除時期が遅いのもあると思いますが、実際のところ、あんまり透視できないのが理由でしょう。

なぜ透視できないのか、といえば、「動いている敵は透視できない」という仕様があるからです。対戦では、基本的にみんな動き回っているので、スキャンされないというわけです。

とはいえ、敵が完全に静止している必要はありません。動く速度によって、透視できたりできなかったりします。なので、今回は「どの程度の速度までは見えるのか」ってところを検証してみました。

検証はローカルの画面分割対戦でやってるので、スクリーンショットが見づらくてごめんなさい。

MMスキャナーの基本機能おさらい

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MMスキャナーは敵をスキャンして透視できるサイト系アタッチメントです。1.5秒間隔で25mの距離までスキャンし続けます。壁の分厚さや枚数は関係なく、上や下方向であっても問題なくスキャンできます。

スキャンされた敵は1秒間、映り続けます。透視するのは敵だけで、味方は映りません。設置系の装備品なども映りません。

FMJとの併用は不可のため、透視した敵をそのまま壁抜きで倒すのはなかなか難しい。あくまで透視は敵の位置をつかむものであって、敵を倒すには立ち回りが要求されるアタッチメントになっています。画面内の情報量が増えるため、扱いの難しいアタッチメントであるともいえます。

LMGには搭載できないMMスキャナーですが、最近のパッチで貫通力がアップしたSWAT556なら、透視から壁抜きでバリバリキル…はっ、夢か…。

ところで、MMスキャナーってリフレックスの上位互換なのでは?と思った人もいるかもしれませんが、実は倍率が違います。MMスキャナーはアイアンサイトよりも倍率が低いため、精密射撃には向いていません。サイトごとの倍率を検証した記事は以下。

【CoD:BO2】サイトやスコープのズーム倍率を実際に比較してみた(画像あり) | シバ山ブログ

透視の基準は「歩く」速度

MMスキャナーでは、普通に歩いている敵を透視することはできません。装備している武器がSMGであれLMGであれ、歩いている場合はスキャンできないようです。

また、速度によって映り方の「濃さ」が変わるようです。遅ければ遅いほどハッキリと映し出され、速ければ速いほど薄っすらとしか映らなくなります。加速すればフェードアウトするのでわかりやすいですね。

歩きよりも遅い速度だとスキャンされます。たとえば、しゃがみ移動とか。SMGのしゃがみ移動でもMMスキャナーに映りこむことが確認できました。といっても、かなり薄く映るので、注意深く見ていないと見落としてしまいそうです。ちなみに、SMG+ライトウェイトのしゃがみ移動では、ほとんど映ることはありません。上の画像はSMGでしゃがみ移動を見ているところ。薄い…。

銃を構えているときの移動速度では、ハッキリと映りこみます。が、SMGであればADS中でもほぼ映りません。ARやLMGでも、可変ストックをつけていれば映りこみませんでした。そもそも、可変ストックはADS中の移動速度を落とさない効果なので、当然の結果かも。

歩き方によってもスキャンされやすさが変わる

基本的には、歩行以上の速度で移動しているならば、スキャンされることはありません。ただし、初速のみ、スキャンされる場合があります。たとえば、右に歩いているときに左へ戻ったり、止まっている状態から歩き出したりすると、その瞬間のみ、MMスキャナーに映し出されます。

検証中にわかったことですが、まっすぐ移動すると映し出されやすいようです。前後、左右、ナナメでもいいのですが、一定の方向に移動していると、映し出されやすいことがわかりました。ジグザグに移動したり、円を描くようにぐるぐる回ったりすると、映し出されにくくにりました。

たとえば、SMGのしゃがみ移動は薄っすらと映りこみますが、円を描くようにぐるぐる回れば、まったく映らなくなります。この仕様のおかげで、「あれ?映る?映らない?」と悩まされました…。

銃を構えていなくてもスキャンは継続中

MMスキャナーは1.5秒間隔で25mの距離までスキャンします。これは、銃を構えてMMスキャナーを覗き込んだときからスタートではありません。銃を構えていなくても、スキャンを継続しています。なので、すぐ近くに敵がいたとしても、構えたタイミングで近くをスキャンしていなければ、敵を透視することはできません。

この更新間隔を意識して使えば、うまく立ち回ることができるかも。

実は、構えていない場合でもちゃんと透視できたりします。さすがに実戦で使える気はしませんが…。

最後に、海外プレイヤーが検証した動画を貼っておきます。基本的な性能とリコイルの変化について検証されています。

Black Ops 2 In Depth – Millimeter Scanner (changes recoil) – YouTube

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