【Titanfall】1stインプレッション シングルとマルチの境界の撤廃を目指したキャンペーンとは

OriginでPC版を購入してキャンペーンを2周とちょっとしたくらいまで遊んだところです。
マルチプレイの最中にストーリーが進むという新たな試みを体験することができました。
ストーリーどころじゃない、というのが正直な感想ですが、ゲームの楽しさは折り紙つき。

大作FPSに新たな風をもたらしそうな『Titanfall』がいよいよやってきました。
さっそくキャンペーンモードを一通りプレイできたので、感想とかいろいろ。

プレイ感については、βテストで体験していたこともあり、そこから大きく変化するものはありませんでしたが、β時点でも十分すぎるほど楽しかったわけですから、不満がないどころか大満足。あ、日本語表示の不具合については不満ですけどもね。応急処置できたからもういいかなと忘れそうになってます。

タイタンフォール:公式ゲームプレイ・ローンチ トレーラー – YouTube

βテストでは、マップは2つ、ランクは14まで、Titanも1種類のみ(バーンカードのレアで使うことはできましたが)と、いろいろ制限があったわけですが、製品版ではその制限がすべてなくなったカタチです。β版からそのまま拡張された感じ。

ハイスピードな立体起動に起動シーケンスから緊急脱出までカッコイイメカ、BOTを交えてストーリー性のあるマルチプレイ、ゲームを特徴づける要素はβテストの時点ですでに出し惜しみなく出そろっていたといえるでしょう。

βテストのプレイレポはこちらの記事で書いてます。
【Titanfall】βテストプレイレポ ハイスピードな立体起動とカッコイイメカが融合した新世代FPS

なので、今回はプレイ感についてはあまり書きません。
立体起動楽しい!ロボカッコイイ!撤退戦楽s(ぐえー!)とかそんな感じです。
Titanfall44_R
今回は、開発者がシングルプレイとマルチプレイの境界を取り払おうと考えたという、『Titanfall』独自のキャンペーンモードを中心に書いていきたいと思います。

マルチプレイ対戦を通して進行するストーリー

『Titanfall』のゲームモードはキャンペーンとクラシック、トレーニングの3つ。

トレーニングはゲーム開始時のチュートリアルで、後からでも復習できるようになっています。
FPSを嗜む人なら即座に馴染める操作系ですが、壁走りや2段ジャンプといった立体起動に加えて、Titanの操作もあるので、飛ばさない方がいいでしょうね。

クラシックは、ゲームルールごとにマッチングするマルチプレイモード。
チームデスマッチに当たる消耗戦や、コンクエストやドミネーションに該当する拠点制圧などを選んで対戦するカタチになっています。

と、ここまでは普通のFPSっぽいですが、独特なのがキャンペーン。
キャンペーンといえば、1人でストーリーを楽しむもの、というイメージでしたが、『Titanfall』では、ロビーに接続され、6on6の対戦が始まります。

そう、対戦なんです。マルチプレイな多人数対戦。
ロビーでの待ち時間の間からミッション説明や登場人物のやりとりなどの音声が流れ、対戦開始前にはイベントシーンが挿入されます。
が、はじまってしまえば対戦なのです。

もちろん、対戦中にもストーリーは進行します。
登場人物たちが通信で会話をしている様子などが次々と流れていきます。

優勢・劣勢を伝えたり、Titanの準備完了を伝えるメッセージなど、ストーリーとは関係のない台詞も混ざって流れていくので、かなりあわただしい戦場感が出てるんじゃないかと。

とはいえ、対戦中なので聞いている余裕があまりないのですよね。
敵が拠点Aを制圧しにきてるけど、クロークを使えば拠点Cに裏周れそうだし、Titan準備完了まで15秒!とか、状況の判断と目の前の敵に対していっぱいいっぱいなんです。

なので、「なんかおっさんたちがケンカしてるなー」くらいにしか認識できないというか。
ただでさえテンポよく進行する対戦なので、それどころじゃないんですよね。

エースコンバットシリーズの通信も慣れるまでは読んでいられませんでしたが、それと似ているかもしれません。なので、慣れてくればストーリーを楽しむ余裕も生まれてくる、かも。

IMG側とミリシア側の2つの陣営別にストーリーがあるので、実質2周する必要があります。
2周目では、ある程度余裕も生まれてストーリーを少し把握できるようになったので、やっぱり慣れの問題なのかなと思います。

ストーリーの進行は対戦前のイベントシーンや対戦中の台詞だけではありません。
随所でBOTというエキストラたちがさまざまな戦いを繰り広げていたりします。
CoDシリーズのキャンペーンのように、あちこちでBOT同士で戦い、もみ合っていたりします。
こういう細かいところも実にキャンペーンっぽいですね。

また、βテストのプレイレポでも書きましたが、勝敗が決した後の掃討・撤退戦の演出もキャンペーンだからこそ、といった感じがします。

境界の撤廃というよりストーリー要素を追加したマルチ対戦か

開発者の、シングルとマルチの境界を取り払いたい、という意図をカタチにしたものがこのキャンペーンモードなわけですが、実際に遊んでみると「ほぼマルチ」といった印象でした。マルチとシングルの割合が8:2くらいなんじゃないかと。

FPSは大きく分けて、シングルのキャンペーンがメインのものと、マルチプレイな対戦がメインのものと、協力プレイがメインのものの3つになると思っています。CoDシリーズなんかはこれを全部載せをしようとしてますね。

『Titanfall』はマルチプレイな対戦がメインのものに分類できるでしょう。
結局のところ、すべて対戦ですからね。
シングルとマルチの境界を撤廃したというか、マルチにストーリー要素をふりかけたというか。

シングルのキャンペーンモードは、ほとんどのプレイヤーが1周遊んだだけで何度も遊ばれないのが現状だと思います。実績やトロフィーのために何周も遊ぶ人もいるでしょうけども、キャンペーンだけで長期間遊ぶことは稀でしょう。

そんなキャンペーンを別個に設けるよりは、何度も遊んでもらえるマルチプレイに入れ込んでしまって、浮いた工数でマルチプレイを作り込もう、という試みは、現状のビジネスモデル的には非常に正しいように思えるのですよね。実際、マルチプレイの作り込みを感じますし、間違いなく楽しいので余計にそう感じてます。

今後はこういったカタチのマルチなキャンペーンが1つのスタンダードになってくるかもしれない、という意味でも、新世代を感じさせてくれるFPSですね。ならないかもしれませんが。どのメーカーでもできるようなことじゃないですよね、やっぱ。

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