PCの前に座ったプレイヤーとなってゲームをプレイする、という一風変わったインディーズゲーム『Atum』。ブラウザ上で動く体験版が公開されていたので実際にやってみました。
ゲームの中でゲームをする、なんて聞くと、真っ先に『女神転生Ⅱ』のデビルバスターが思い浮かぶのは世代の問題でしょうか。
公式サイト:Atum
上記の公式サイトでは、ブラウザ上で動作する体験版が公開されている。最初の読み込みが重たいけど、起動してしまえば問題なく遊ぶことができました。
『Atum』では、プレイヤーはPCの前に座る人物となり、目の前のPC上で動いているゲームをプレイする、という内容だ。ここで面白いのは、ただキーボードを叩くだけではなく、PC前におかれているさまざまな道具を活用することで、PC内のゲームを進めることにある。
たとえば、こんなふうに「暗くて前に進めない!」というときは…
ライターの火をかざすとこのとおり。暗闇が照らされ、前に進めるようになる。
他にも、監視カメラが邪魔をするときは…
タバコの煙をつかって監視カメラを邪魔してやればいい、というワケ。
電池を使って機械を動かしたり。
磁石を使って重たい箱を動かしたり。
PCの周りを見渡すこともできる。ゲームが進行すれば、もっと多くの道具が必要になるのかもしれない。
動画はこちら。『ブレードランナー』やフィリップ・K・ディックの『タイムスリップ』などにインスパイアされたというグラフィックも素敵。
情報元:PCの前に座ったプレイヤーとなってゲームをプレイするユニークなインディーズ作品『Atum』 – Game*Spark