【Marvel’s SPIDER-MAN】ニューヨークをウェブスイングで気持ちよく飛び回った週刊ゲーム日記

今週はスパイダーマンとしてニューヨークを守っていました。過去にDivisionエージェントとしても散々歩き回ったマンハッタンですから楽勝だろう…、と思っていたのですが、地面を歩くのとビルの間を飛び回るのでは文字通り天と地の差がありまして、まったく違ったニューヨークを体感しております。そもそも全然違うゲームなのだから当たり前なのですけれども。

『Marvel’s SPIDER-MAN』はオープンワールドのアクションゲームで、街中を好き勝手に走り回りながら各地に点在するイベントをこなしていくタイプの内容です。これ自体はよくあるやつですよね。でも本作が他のゲームと一線を画しているのが、プレイヤーがスパイダーマンである、ということ。ウェブスイングをはじめとしたスパイダーマンのアクションを駆使して飛び回れるので、移動そのものがめちゃんこ楽しい。このあたりのコンセプトは同じInsomniac Gamesの「サンセットオーバードライブ」に近い印象かもしれません。移動が楽しいから収集品を拾いに行くだけでも楽しいし、ストーリーを進めずにひたすら飛び回ってしまうのも仕方ないというもの。

この移動の楽しさが最大限活かされていると感じたのがカーチェイス系のミッション。オープンワールドによくある車に乗って車を追いかけるシーンは個人的にちょっと苦手だったのですけれども、スパイダーマンであれば話は別。ウェブスイングを使ってビルとビルの間を飛び回るのだから進路を邪魔する一般車など存在するはずもなく、快適に追いかけっこを楽しめます。やっぱりヒーローはすごいや。

にしても、このニューヨークちょっと治安悪すぎませんか。次のミッションへ向かう途中に強盗だの誘拐だの、一体何件の事件に出くわさなければならないのでしょう。スパイディ自身は「スパイダーマンのいる街で強盗しようなんて底抜けのバカだね」と言いますけれども、あいつら数で押せばそのうち1件くらいは成功するんじゃねえかな程度に考えちゃいませんか。そんなんだからドルインフルで崩壊させられるんだよと思わなくもない。ギャングがアホみたいになっとるわ、スーパーヒーローくれへんか。

【PS4】Marvel’s Spider-Man
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