今週はSteamのサマーセールで買った『閃乱カグラ ESTIVAL VERSUS』をプレイしていました。南国の島で忍の少女たちが盆踊りする物語でおっぱいいっぱいボク元気! まさに夏らしい1本ですね。実はこのシリーズは初体験なんですが、かわいい女の子たちが胸を揺らすだけでなく、アクションゲームとしても定評があると聞いていたのでボクの胸も躍るというもの。しかし、フタを開けてみれば忍の世界の厳しさを思い知ることになりました。おっぱいではなく常識を揺るがしてくるなんて…。
https://senrankagura.marv.jp/series/kaguraEV/
本作は1対多を基本としたバトルアクションゲームとなっています。大勢の敵をガスガス殴って打ち上げて追いかけてさらに殴って叩き落として必殺技!みたいな流れで、シンプルで気持ちよくなれるやつですね。敵が多ければ多いほどヒット数もバカみたいに跳ね上がるのでたいへん爽快。とはいえ、攻撃やダッシュの硬直が思ったよりも長く、気持ちよく動かせるようになるにはちょっと慣れが必要だったりします。このあたりの調整は対戦モードに引っ張られたのかなぁという気がしないでもない。
慣れないといけないことは他にもあります。まず、このゲームでは攻撃を1発当てただけではのけぞりません。なので、殴っているつもりが殴り返されていたりします。ならば硬直を突いてやろうと考えてしまうのですが、ゲージ消費技の類は発生どころか動作終了まで完全無敵なのでつけいる隙がないも同然。となると、できるだけ早く打ち上げ技を当てることがベターな選択になるわけですけれど、空中コンボの最中に脱衣演出が発生してしまうと受け身をとられて逆に蹴り飛ばされる始末。これが忍の世界です。アクションゲームの常識は通用しません。
ではどうすればいいのか?というと、大火力による押し切りです。効率よくゲージを溜めて必殺技をブッ放す、これ。こちらの必殺技だって完全無敵なのですから、撃たれる前に撃てばいいのです。敵は体力が半減すると忍転身でパワーアップしつつ体力全快になるため、半分以上削れる火力があると尚いいですね。おっぱいを揺らす暇を与えないようにしましょう。なまじアクションゲームの常識が染みついていると回避だのなんだのと考えてしまうのですが、忍の世界はもっとシンプルに考えるべきなのです。やられる前にやれば忍ぶ必要などありません。これが忍の世界の常識です。ブッ放しましょう。
そんなわけで忍の世界を知ってボクのゲームに対する見識がまた1つ深まりました。実のところ、ストーリーモードを進めている最中は「なんでコンボ中に殴り返されなきゃいけないんだ!」とイライラすることもあったのですが、自分の知っているゲームの常識を無理に当てはめるのはいけませんね、本当に。今ではすっかり忍の世界に馴染んだため、好きなキャラクターに好きな衣装を着せて好きなだけおっぱいを揺らしています。いやあ、おっぱいって本当に素晴らしいですね。